土地の購入に関する今昔を知ろう

土地に関する争いは古来からあった

「土地」というものは、人間にとっては生まれた時から死ぬまで考えなければいけない永遠の問題であると言えます。
人が最初に土地に関して考えるのは「子供部屋」のことでしょう。
一人部屋が良い、きょうだいでベッドは上か下か、個人の部屋はずるい、などなど、これらも考えてみれば立派な「土地」の言い争いです。
やがて大人になり、一人暮らしを始めると、自分自身でアパートやマンション、戸建てを契約し、近隣とのトラブル回避や付き合いなどにも頭を使っていく必要があります。
これが家族単位での土地との付き合いであり、家族が集合して社会を構成し、それが国となり、他国同士で土地に関する要求と考え方の差による争いが生じる、というのが人間の歴史です。

バブル崩壊も「土地」絡み

日本経済で失われた30年の起点とされる「バブル崩壊」ですが、そもそもバブル景気の発端は、日米の貿易経済交渉の結果、世界的に「円高ドル安」で取引することが決められ、日本経済が不況に陥ったことでした。
政府はこれを乗り切るために「土地の売買」を銀行に推奨させ、当時「人口問題等から土地価格は上がり続ける」という「土地神話」に後押しされ、土地売買が活性化、東京を中心に日本各地の地価が上昇していきました。
土地神話と共に株や財テクについても各企業が積極的に取引を行い、株価も地価も上昇し、経済は成長しているように「見えました」が、地価も株価も「実体のない」経済であり、根拠のない成長でした。
やがて無限に地価が上昇し、一般人が家を買えない事態が発生。
政府はこれを抑制するために銀行に「土地を担保にした取引を抑える」よう命令しますが、そのテンポが急すぎ、株価も地価も一気に下がり、バブル崩壊となったのです。


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